痛みは結果であり、原因ではありません。
原因はまた別にあります。
必ず他の部分に筋力低下が起こり、結果的に痛みのある箇所に負担がかかって痛くなっているだけです。
こった筋肉をほぐすと症状は改善されますが、またすぐに元の状態に戻ってしまいます。
その理由は、【弱い筋肉】をサポートしようと【頑張り過ぎてる筋肉】があるからです。
頑張り過ぎたために【こってしまった筋肉】をほぐしたところで、その筋肉はまたすぐに弱い筋肉のサポートをしなくてはならず、こりが再発します。これでは悪循環ですよね。
根本的に解決するには…
サポートされる側の弱い筋肉を強くしないと、痛みやこりの問題は解決しません。
痛みのある部分に負担がかかる姿勢・動作を続けていると、今度は症状の出ている部分の周辺の筋肉に負担がかかってきます。
そのため、痛みのある部位周辺に直接筋トレするのではなく、サポート(代償)の原因になっている弱い筋肉をトレーニングすべきです。
具体的には、反対の動きをする筋肉、患部周辺の同じような動きをする筋肉、こういったあたりが対象になるケースがほとんどでしょう。
また、通常の筋トレでは、対象となる筋肉をピンポイントで鍛えることができないため、改善の効率は悪くなります。